Information

最新タキシード知識 ドレススタイル編

結婚が正式に決まった方
(おめでとうございます! ^ ^)
本日はそんな「プレ花婿さん」に向けた情報です。

お葬式ではブラックスーツにブラックのネクタイというのは常識ですが、結婚式となると「これ着なさい、あれはダメよ」と様々な情報がネット上に飛び交い「どうすればいいんだ」とわからなくなることもあります・・。

フォーマルウェアまとめサイトやウェブマガジンなどで色々見かけますが、情報が古かったり、よく内容が間違っている。古い情報や間違った情報がシェア、拡散されているのには苦々しい気持ちすら感じます。

というわけで今回は「正しい」フォーマルウェアのイロハを伝授します。

まずフォーマルウェアに関する考え方を学ぶ。

フォーマルウェアは近世ヨーロッパの貴族の衣装に端を発し、古い歴史があります。現在ではフォーマル先進国である欧米諸国がルールブックとなっており、彼らの伝統を重んじることが非常に重要です。

日本だと黒のネクタイはNGと言いふらしている人がいますが、フォーマルウェア先進国のアメリカではブラックネクタイは◎。フォーマルウェアのルールブックは基本欧米のものが正しいです。

一方でファッションが進化するようにフォーマルウェアも進化しています。進化の源泉になるのは、例えばセレブリティだったり著名人だったり、ファッション雑誌等のメディアだったり。こういった人達が新しいフォーマルウェアの新しいルールを作っていきます。

2015年の最新データによれば、2014年タキシードを着用した人が第一位で88.7%。08年は69.5%でしたから約19%もタキシードを着る方が増えているということです。

変化を「歴史軽視」と騒いでこれを無視するのではなく、積極的に取り入れてみたらよいと自分は思っています。

お仕事をしていると日々トレンドを感じることがありますが、セレブの着る衣装などのインスピレーションは大事にしてます。

基本カラーは黒、白、ネイビーの無地ですが、その他の色を使用するのもファッションタキシードとして最近は認知されている。とくに二次会では自由なフォーマルといった風潮があり、特におしゃれにチェックやストライプ、色合いも様々となってきています。

黒でいえば、生地は通常のスーツよりも濃い黒を使う。タキシードクロスと呼ばれる専用生地もあります。

襟(えり)には拝絹と呼ばれるツヤツヤした素材を使う。ここはシルクがベストだがキュプラやポリエステルで代用されることもある。見た目はわからないが、お値段がかなり変化します。
襟の型はピークドラペルと呼ばれるデザインか、ヘチマのような形のショールカラーの2択があります。

パンツには側章と呼ばれるラインが入るものがあります。このラインの素材は、襟で使用されたシルク、キュプラ、ポリエステルなどのツヤツヤの素材があります。最近ではラインの無いものが多く使用されるようになりました。

パンツはベルトを通すループがありますが、実際タキシードにはベルトループは付けず、ベルトレス、アジャスターかサスペンダーを付けるのが主流。

ネクタイは蝶ネクタイを結ぶ。これはタキシードのルールとして一番有名でしょう。

靴はエナメルの靴を履くが、二次会や1.5次会などのカジュアルなものでは革靴(綺麗なもの)でも代用できる。

シャツにはカフスボタンをつけるのももあるが、あくまで正式なタキシードの正装のルールではありますが、ここは通常のボタンでも問題ない(省略可能)です。挙式披露宴では胸元はヒダ入りのものを着用しますが、二次会などではこだわらなくても問題ないと思われます。

名古屋の衣裳レンタルドレススタイルでは名古屋最多のタキシードスーツを用意しています。タキシード、ウエディングドレス、カラードレスなど様々な衣裳を格安でレンタルしていますのでお気軽にお越しください。<予約必要>